数年前の話だが、仲間内でオリジナルTシャツを作ったことがある。フットサルリーグをやっていた頃の話なんですが、サッカー仲間数人と居酒屋で酒を飲んでいたのだが、その場がなんだか盛り上がりに欠けていたので意味も無くテンションを上げるために、後輩の「ブクロ」に「一気飲みをするから音頭を取れ!」と命令したところ「ブクロ」は突然テーブルをたたき出し野太い声で無表情に「おとこまっつり!おとこまっつり!」という訳の分からない音頭を唱え始めた。この音頭、リズムに合わせて飲むにはすこぶる飲みにくい!それどころか非常に爆笑して爆笑して酒を飲むどころではない。それから僕らの間では酒の場では無駄に「男祭り」の音頭が唱えられてた。そう!僕らの間では「男祭り」一大ムーブメントになっていたのだ。ある日のこと酒の場で「男祭り」のオリジナルTシャツを作ろうという話になりデザインはあーだこーだの話をして、特に実行することなく酔っ払いトーク終わっていたのだが、数日後、「ブクロ」が袋いっぱいに入ったTシャツを持って僕らの前に登場した。「本気で作ったんだ!このバカ!」と僕らは一瞬絶句したが問題のブツを手にとって見るとフロントは「男祭り」バックは「男根」袖の方には「チームうじむし」とゴッツイ太字でプリントされている。……最低である。しかし、僕らダメ人間達からすると「アリ」か「ナシ」かというと思いっきり「アリ」なのだ!Tシャツを見て爆笑している僕らを「ブクロ」は乳首をいじりながらご満悦の顔になっていたので「くだらねぇモン作ってんじゃねぇよ!ブタ野郎!!」と労いの言葉と蹴りを入れてあげました。これが僕らの「オリジナルTシャツ」完成の瞬間であった。それから数年後、今はもう解散した某格闘技団体のテーマが「男祭り」というのを見たとき、「……商品登録しとけば良かった……」と後悔する今日この頃なのだ。